場所はプノンペンの目抜き通り、モニボン通り沿いのプノンペンタワー内にあり、このビルの中にはJETRO等日系の機関、会社が多く入居しているのでビジネスにも便利な場所です。
目の前には露天風呂もついた和風ホテル、東屋ホテルがあります。→東屋ホテルの宿泊記はこちら
コンパクトルームに宿泊
宿泊したのは、コンパクトルームというこのホテル独特の部屋。タマホテルでは最も安価に宿泊できる部屋で、トイレとシャワーは共用です。Booking.comから予約して18.5ドルでした。
おしゃれな館内 |
チェックインしたのは夜の9時過ぎと遅かったのですが、受付でおしぼりとウエルカムドリンクのリンゴジュースをいただける素敵なおもてなし。
受付は22階にあり、D22というレストラン兼バーも併設されているので夜遅くまで賑わっていますが、セキュリティドアを越えたホテル内は一転して静かな空間になります。スタッフは部屋まで案内してくれました。
狭いが機能的な部屋
部屋は予想通り狭いです。幅2mの奥行き3mくらいです。
ロフト風ベッド |
ロフト風ベッドになっていて、上がベッド、下がソファーでソファーの前の壁にテレビがついています。手前に机と物干し、奥に棚があって狭いながらに収納には困らず、座る場所もあるので案外快適です。
コンセントもベッドの頭側と足元、机と三か所についているので、寝ながらスマホや机でのパソコン作業も問題なくできます。この辺の設計は日本企業ならではの気配りでしょう。
部屋の入り口側 |
ソファーもほぼベッドと同じ長さがあるので、ソファーに横になってテレビが見られます。
アメニティーはタオル、バスタオルと歯ブラシ、カミソリ、くし、綿棒が部屋についています。石鹸とシャンプーは共用シャワー内にあります。カミソリがついている宿は少ないので、素晴らしいと思います。
欠点は階段(というか梯子)が急で、上り下りが結構苦労します。ところどころ頭をぶつけたりテレビにぶつかったりと狭いならではのこともあります。加えてエアコンは室内で調整できず、フロントに電話をして調整してもらう方式です。夜寒かったのでエアコンを切ってもらいましたが、朝起きたらちょっと暑かったです。
この部屋はドアの下に通気口が空いているので、廊下での話し声や隣の部屋のドアを閉める音等がそのまま聞こえてきます。これが結構気になる人もいると思います。
WIFIは速くて快適です。ダウンロードが10Mbps程度、アップロードが15Mbps程度出ていました。
水回りは共用
コンパクトルーム利用者の水回りは共用で、トイレが3か所、洗面台が2か所、シャワーが3か所です。男女の区別はありません。
共用洗面台 |
共用シャワー室 |
食事は併設のレストランD22で
プノンペンタワーにはカフェもあり、近隣にもレストランがありますが、せっかくなら併設されているレストランで食べながらプノンペンの景色を眺めるのもいいと思います。
まあこのレストランは場所代が高いでしょうから、値段も高いです。パンとコーヒーだけで6ドル以上しました。タマホームの良い収入源でしょう。
3.5ドル+VAT10%。高い |
総評
実際のところ、あまり期待していなかったのですが、思ったより快適でした。コンパクトルーム宿泊層はアジア系、欧米系男女問わずいますが、基本的に若い層しかいないと思います。たぶん年配の方にはベッドの梯子がきついような気もします。
普通の部屋(50ドル程度~)も掃除中に中をちらっと見ましたが、窓が大きくて眼下にプノンペンの街並みを眺められるので、かなりよさそうだなあと思いました。
値段と立地を踏まえれば、(朝食以外は)コスパは高めだと思います。便利な場所にあるので、また泊まりたいと思えるホテルでした。
(2017年2月宿泊)
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