ラトビア・リガ国際空港から市内まで路線バスで行ってみた

 バルト三国最大の空港、ラトビアのリガ国際空港からリガの市内まで、またその逆で市内からリガ空港までの間を路線バスを使って移動した際の記録です。
コンパクトなリガ国際空港

①空港からリガ市内へ

空港から出る

 シェンゲンエリア外からの到着便は到着のCエリアから出ることになります。この出口は建物の端のほうにあって寂しい雰囲気があり、少し不安になりました。案内板があるので大丈夫だとは思いますが、とりあえず外に出て位置を確認しましょう。
到着Cエリアを出るとターミナルの端のほうに出される

バスカードを買う

 バス停は出口に面している駐車場の中にあるので、そのまま駐車場へ向かってもいいですが、リガの観光情報を集めておきたいという方はシェンゲン内からの到着エリア「E」を目指してターミナルに入りましょう。ここには「WELCOME TO RIGA office」という観光案内所があり、地図やパンフレットが置いてあります。
 また、私はバスのチケットをバス停で買うのが不安だったので、ここで市内までのバスチケットを購入しました。市内まで(というよりどこまで乗っても一乗車当たり)1.15ユーロです。ちなみにこのチケットはバス停にある券売機でも問題なく買えました。
 空港の到着出口を出るとバスの案内表示が出ているので迷わないと思います。
空白の看板の後ろに見えてる車がミニバス。そこがバス停。

 案内表示に従って出口を出て右に進み、横断歩道を渡ると先に屋根付きのバス停が見えてきます。そこが市内へのバス乗り場です。ここからは普通のバスの22番バス、ミニバスの322番、241番が発車しています。バス停にはバスカードの自動券売機があり、英語表記もされるので問題なくチケットを買えます。
バス停から見た空港ターミナル。ちょっと離れてる

バスに乗る

 22番バスはだいたい15分間隔くらいで発車しています(時刻表はこちら)。
バス乗り場に到着するバス

 何らかの理由によりバスカードが買えない場合は運転手から買うことになりますが、その場合は2ユーロになります。バスカードを持っている場合はドアの近くにある機械にsuicaをタッチする要領でタッチします。この機械にタッチした記録がカードにないと、抜き打ち検札で見つかった場合に高額の罰金を取られるようです。
バスの車内
 22番のバスは車両が2台つながっている連接バスで、空港のバス停は始発なので座れる確率が高いです。ただし、市内に近づくにつれて混雑してきて立ち客もでてきます。車内にはディスプレイがついており、次のバス停を案内しているのでわかりやすいと思います。降りたいときにはボタンを押して降りてください。

バスを降りる

 観光的な見どころが密集している旧市街へは大きな川を渡ってすぐの11.novembra krastmalaという名前のバス停が近いと思います。リガの中央駅前のバス停はCentrāltirgusという名前で、終点の一つ手前です。このバス停は鉄道駅やマーケットの近くになります。
中央駅前バス停Centrāltirgus付近



②リガ市内から空港へ

市内から乗る

 市内から空港へ向かう際にも事前にバスカードの購入またはチャージが必要です。市内には至る所にNarvesenというキオスクがあり、そこでバスカードの購入ができます。また、13.janvāra ielaやCentrāltirgus近くの地下道にはバスカードの自動券売機も設置されています。
利用者の多い13.janvāra ielaバス停
 バスは正面に路線番号が大きく表示されているのでわかりやすいと思います。空港発と比べて市内発のほうが混雑していて座りにくいです。基本的には途中から座れるようになるとは思いますが。
 バスの番号は22番、行先は「Lidosta Rīga」です。「Lidosta」はラトビア語で「空港」を意味するので覚えておいて損はない単語です。

空港着

 空港での降り場は出発ロビーの前に横付けされるので、すぐに搭乗手続きができます。バスの所要時間は行きも帰りも30分くらいです。
空港到着

まとめ

 リガ国際空港から市内へのアクセスは路線バスがメインになりますが、初めてでもわかりやすいかと思います。料金も片道1.15ユーロと安く、15分程度の間隔で運行しており、所要時間30分ほどで市内まで到着するので、ストレスなく移動ができると思います。
 リガ市のバスは公式サイトに路線図や時刻表が詳しく掲載されているので、事前に確認できて便利だと思います。

利用時期:2016年11月、初回投稿2016年12月9日。最終更新2019年6月11日)

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