プノンペンの若者に人気の「Jet's Container Night Market」に行ってみた

 今年の3月に開店してから客足が好調で、店の家賃も2倍に跳ね上がってるらしい、というプノンペンポストの記事を見て、プノンペンで「コンテナマーケット」というのが流行っているらしい、ということを知りました。
 カンボジア人の友人に聞いたところ、確かに人気らしいとのこと。さっそく潜入してみました。
入口もおしゃれ

コンテナマーケット「Jet's Container Night Market」

 この「Jet's Container Night Market」はイオンモールの隣にあるロシア大使館の道を入ったところにあり、日系のホテル、東横インからも近いです。付近は高層の建物がポッコポコと建設中で、数年後には雰囲気が様変わりしそうな感じです。
ナイトマーケットなのでオープンは夜だけ(夕方4時以降?)ですが、JET'S CONTAINERと書かれた大きな看板と、バイク、車の大量の路上駐車が目印になります。



中はガヤガヤ

 私は雨上がりの夜9時過ぎに行ってみましたが、多くの若者でにぎわっていました。「コンテナマーケット」の名の通り、店はコンテナからできてます。が、私の事前の予想よりもコンテナ感がなくておしゃれでした。コンテナと言われなければそれがコンテナだったとわからない人もいると思います。
上も下も人でいっぱい
 飲食店ゾーンはほとんどが飲み屋、バーでたまに食べ物屋があります。寿司屋もありました。奥には洋服屋ゾーンがありますが、こちらは飲食店と比べると閑散としていました。
 ほとんどの店が20ftコンテナと思われる小さな面積で、階段を付けて2階にも席を設けていました。かなりの数の飲み屋が集結していますが、人気不人気はある程度はっきりしています。

 場内は基本音楽がガンガンなっているのですが、時間帯によっては生演奏、生歌のパフォーマンスがあります。私が行ったときの生歌は、カンボジア人にしては聞けるレベルでした。
人が集まる店と集まらない店がある模様
 家賃はこんな小さな面積で月500-600ドルということですが、マーケットの集客力の高さを考慮するとこれでも入りたい店は多いのでしょう。パッと見た感じ、マーケットに来る客層は90%以上カンボジア人の若者でした。

(2017年8月追記)
 拡張工事が完成し、6月に行ったときと比べて面積が倍くらいに増えていました。なんとなく外国人の姿も少し増えたような気がします。生演奏や大道芸が数か所で行われていて、そのような場所の近くの店は基本的に賑わっています。一方で、静かな場所では客が一人もいない店も多く、コンテナマーケット内の格差も広がってるのかなあという気もしました。

雑感

 カンボジア人の好きなオープンな雰囲気、かつ若者が好きそうなおしゃれな雰囲気でお酒が飲める、ということで人気になっているんだと思いますが、ビール一本で2ドル程度とカンボジアにしては高めの値段設定です。ここに来ることがステータスという層も多いとは思いますが、カンボジア人の若者もそこそこお金に余裕が出てきた人が増えてきたと感じます。

(初回投稿2017年6月28日、最終更新2017年8月26日)

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