TAPポルトガル航空 ウィーン→リスボン搭乗記

 ウィーンからリスボンまでポルトガルのフラッグキャリアであるTAPポルトガル航空に搭乗しました。ネット上の評判ではよくない口コミも散見されますが、実際どうだったのでしょうか。

搭乗便

  • 便名 TP1273便
  • 定刻 ウィーン19:50発→リスボン22:25着(時差1時間)
  • 機材 エアバスA321

ウィーン空港にて

 私はウィーン乗り継ぎで観光してからの搭乗だったので、ウィーンでは搭乗手続きはしていません。トランジット時間14時間でガッツリ観光した様子はこちらからどうぞ。

 また、この区間はシェンゲン圏内の移動なので、出国手続きは無く、セキュリティチェックのみになります。
 で、セキュリティチェックが終わったところでスマホを見ると、Expediaからフライトの遅延通知が来ていました。私はチケットをExpediaから予約したのですが、遅延通知が空港の表示より早く来ました。
結局20分の遅延、ということで20:10発に変更となりました。



搭乗

 理由は空港の混雑と言っていたような気がしますが、リスボン便だけが遅延しているのでポルトガル側の問題でしょう。リスボン空港の定時運航率はかなり悪いようで、この記事によると低い定時運航スコアの影響で世界最悪の空港に選ばれています。

搭乗ゲートにて
 予想はしていましたが、20:10になっても搭乗は始まらず、飛行機に乗れたのが20:20過ぎ、動き始めたのが20:50頃と約1時間遅れになりました。


機内

 機内はほぼ満席でした。シートは鮮やかな黒に鮮やかな黄緑の入った見た目はきれいなシートですが、薄っぺらくて長時間座ると体が痛くなるような感じです。シートピッチも狭く、もちろんシートモニターもないので、座った感じはLCCと大差ありません。
機内
 フライト時間は3時間ほど、ということで、一度軽食が出ました。
 
軽食
 内容は、マッシュルームとチーズのラップサンド、クラッカー、チーズ、チョコといった内容です。全て袋に入っていて、売店で売ってそうなものだったので残念でした。ホットミールは出してくれないんですね。

 その他のサービスとして特徴のあることはなかったのですが、この便は急病人が出て、乗っていた医者が対応する、といったシーンがありました。応急処置で事なきを得たようで良かったのですが、機内は一時緊迫した空気が漂っていました。

リスボン空港着
 フライト時間約3時間でリスボン着。1時間遅れたので夜の11時半になってしまいました。


総括

 ヨーロッパ内はLCCが強いので、TAPポルトガル航空もかなりコストカットしているなあという印象を受けました。乗ってしまえば、機内食以外で差が感じられません。スターアライアンスの乗り継ぎで利用する場合、過度の期待はしないほうがよいでしょう。
(2019年6月搭乗)

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