エバー航空BR2382便 ホーチミンシティ→台北・桃園 搭乗記

 今回は台湾のエバー航空(EVA Air)を利用しました。エバー航空は日本の地方都市に向けた路線もあるので、東南アジア方面から台北乗り継ぎで比較的安い値段でチケットが取れることがあります。そんなわけで今回は人生初のエバー航空利用となりました。

予約・チェックイン

 今回はエバー航空の公式サイトから予約しました。他のサイトと値段の差が無ければ基本的には公式サイトで買ったほうが良いかなあ、と個人的には思っています。
 今回の便は夜行便で夜1:50にホーチミン・タンソンニャット国際空港を出発し、朝の6:15に台北・桃園国際空港に到着する便で、A321を利用しています。
ホーチミン空港にて

 ホーチミン市内で少し飲んだ後、11時半に空港に到着するとすでにチェックインが始まっていました。この段階では列はそこまで長くありませんでしたが、オンラインチェックイン客用のカウンターがあり、そこは空いていたのでできる限りチェックインはオンラインで行っていた方が楽だと思います。
カウンターは5箇所オープン

 その後、出国審査の際に0時近くになり、出国審査のカウンターが突然3箇所もクローズしました。私はそこの列に並んでいたので、最初から並びなおす羽目になりました。ベトナムの入出国審査の役人はここに限らず残念な人が多い印象です。




搭乗

 ホーチミン空港は制限区域内に時間をつぶせるような施設が少ないのですが、ターミナルの端の方に仮眠ができる「sleep zone」なるものがあります。
仮眠ゾーン

 横になれる半個室及びリクライニングチェアが計30個くらいあるのですが、当然ながら(?)既に埋まっていました。使ってみたことはないので詳しくはわかりませんが、ここの通路を歩いていた際に「くさい」においを感じたことだけ記しておきます。

搭乗

 今回の搭乗は20番ゲートからで、1時10分過ぎには搭乗が始まり、定刻より10分早い1時40分には飛行機のドアがクローズしました。

飛行

 座席は一般的な3-3の配置で、搭乗時に座席に用意してあるのはクッションとイヤホンのみです。ブランケットは座席についた後CAさんが希望者に配りますが、全員分は無いので早めにもらっておいたほうが良いでしょう。
 座席は割としっかりした感じの座り心地で、座席を極限まで薄く・軽くしようと努力している某日系航空会社の座席よりも座りやすいと思います。シートピッチは標準的ですが、足元が狭い感じはしませんでした。
機内

 機内はほぼ満席で、台湾人:ベトナム人が6:4くらいの印象でした。フルサービスキャリアに乗っているのに座席にモニターが無いのはなんか損した気分になります。A320シリーズだと無いのが普通なんですが、先日乗ったマリンドエアにはあったので、つけられないことはないんでしょうけどねえ。
 所要時間は3時間25分と深夜便にしては中途半端な長さです。機内サービスは機内食が一回で、飛行開始後1時間くらいで提供されたので寝ている人が結構いました。寝ている人の席にはシールを貼って、起きたら提供する旨が記載されていたようですが、その後希望した人はほとんどいないように見えました。
機内食(パスタ)

 機内食は2種から選択、私はパスタを選びました。深夜に食べるにしてはボリュームが多かったです。味付けは良かったですが、茹でが足りないのか、作ってから時間が経過したからなのかわかりませんが、パスタの外側が若干乾燥していました。ということで満点ではないですが、中国の航空会社の機内食よりは上だと思います。
 食事中の飲み物の提供及び食後のお茶・コーヒーのサービスがあるのは良かったです。食事後消灯し、気付けば台湾到着間近でした。

到着

 スムーズに飛行してこれたので30分程度の早着でした。到着スポットは沖止めでしたが、バス移動してターミナルに着いてもまだ予定時刻よりは全然早く到着しました。

バス移動

雑感

 エバー航空はスカイトラックスから5スターエアラインに認定されているということもあって割と期待していたのですが、案外普通でした。
 ホーチミン・台北間の便では同じような深夜時間帯にLCCも飛んでいるにもかかわらずこの便の搭乗率は高かったので、うまく利用者の住みわけができているのでしょうね。
(2018年10月搭乗)

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