【乗車無料】プノンペンのwater taxi(水上タクシー)に乗ってみた

 今年の4月からサービスを開始した、プノンペンの水上タクシーに乗ってみました。7月までは無料で乗車できます。
ルートはプノンペン北部のPrek Phnovからトンレサップ川を通ってナイトマーケット前を通り、その後バサック川を通ってタクマオまで行きます。私はナイトマーケット前からタクマオまでを往復してみました。



乗船

 ナイトマーケット前の乗り場は英語での案内は一切書いてありませんが、配車サービスGrabの旗が門のようになっています。水上タクシーと提携して、この付近からGrabを利用すると8000リエル引きになるクーポンコードが記載されています。

 係の人に聞いたところ、「何時に来るかはわからないけど、そんなに待たずに来る」ようなニュアンスで言われました。プノンペンポスト紙には時刻表が記載されていますが、ほぼ無視のようです。
 乗車日は休日の夕方だったので、船はいっぱいでした。席は無かったので、立って往復しました。
 ナイトナーケット(停留所名はold maeket)の次はChaktomukに止まりました。所要時間は6分くらいです。場所的にはホテルカンボジアーナの裏側で、ソカホテルへ行くフェリーの乗り場よりも少し北側にあります。
 その後、タクマオ方面へ向かいました。時刻表及び路線図上ではChbar Ampovにも停車することになっていますが、行きも帰りもChaktomuk⇔Takhmao間はノンストップで、所要時間は約20分でした。
 タクマオのターミナルはリバーサイドの北端部で、新しく整備されたようなきれいな階段でした。

 その後、30分ほどタクマオで停まって北へ折り返しました。

 南行きの際も北行きの際もChaktomuk⇔Takhmao間で逆行きの船とすれ違ったので、頻度的には1時間間隔くらいで出ているような感じです。すれ違う時は波がすごいのでスピードを落としますが、何もないときは時速40㎞くらい(私のスマホ計測)で突っ走ります。船は結構安定していたので、スピードが速くても恐怖感は無かったです。


 屋根はありますが、窓が無い席も多いので雨が降ると濡れると思いますが、夕方の夕涼み(兼、時間つぶし)に一つ良い選択肢ができたと思います。

 交通手段として考えると、長距離の利用に関しては車と比べて早く移動できる可能性は高いと思います。例えば、プノンペン市内の川沿いからタクマオへ用がある場合はいいかもしれません。ただ実際のところは、もう少し頻度を多くしないと使いものにはならないかと思います。8月以降の有料化までにどのような改善がなされるか、楽しみではあります。
(2018年5月利用)

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