シアヌークビルの離島を一日で回るツアーはいくつかありますが、今回は一番有名な「Happy Boat」というツアーに参加しました。で、このツアー、トリップアドバイザーで2/3の評価者が最低評価をしている悪評判のツアーで、怖いもの見たさもあり参加してみました。
ハッピーボート |
チケットは前日に市内の旅行会社で購入。どこで買っても一人27ドルのようです。ホテルで買おうかと考えていましたが、たまたま乗ったトゥクトゥクのおじさんにせがまれて旅行会社で購入しました。コミッションで1ドルが入るそうです。
出発
当日はホテルに8時にピックアップが来ました。トラックの荷台に座席を付けたタイプの車でした。途中でホテルに何軒か寄ってフェリーのターミナルに向かいましたが、祝日で混雑しており、途中で降ろされてターミナルまで歩きました。フェリーターミナルまでの混雑 |
船は一階と二階に客室がありましたが、室内の座席は満席でデッキにプラスチックの椅子を出して座っていました。それでも座りきれない人は立っていました。完全に定員オーバーですが、販売数の管理はしてないんでしょうかねえ。
シアヌークビルを出港 |
朝食
このツアーでは朝食と昼食がついています。出港後、すぐに餌 |
ロン島へ
シアヌークビルを出発してからロン島(Koh Rong)までは約2時間の船旅で、海を見ながらぼーっとしていれば着いてしまいますが、割と暇だと思います。乗船中、私の使用しているmetfoneの電波はほとんどの場所で4Gでつながっていて、問題なくスマホが利用できました。ロン島は到着が11時20分で、出発が1時という話でした。
ロン島にて |
ロン島では「tree house」というhappy boatが経営するバンガローの近くに着岸しました。この付近は砂浜の中にところどころ岩がありました。水の透明度はかなり高いです。島のメインのフェリーターミナルはここから約1㎞離れたところにあるので、そこまで歩いてみました。
ロン島の様子 |
島の中には車が通れる道はありませんが、遊歩道があり、のんびり歩いていい散歩になりました。フェリーターミナルの近くには透き通った海にきれいな砂浜が続き、歩道沿いにはレストランやバンガロー、商店が連なっています。カンボジアの祝日でもシアヌークビルのように人が多くなく、海でゆっくりするのに最適な環境だなあと思いました。
また、ビーチ沿いのレストランでビールとハンバーガーを食べましたが、シアヌークビルのビーチと同じくらいの値段でした。
ボートへ戻ると、tree houseで昼食のビュッフェをやっていました。かなり並んでいたので食べませんでした。
このビュッフェが長引き、結局ロン島を出港したのは40分遅れでした。
Koh Kounにて
ロン島を出港後、ロンサレム島の北にあるKoh Koun近くに止まってシュノーケリングの時間が始まりました。希望者だけ行って残りは船の中で待ってました。30分くらいでした。海に入っていないのでわかりませんが、船から見る限りロン島やロンサレム島の方が透明度が高いような気がしました。あと、この辺は結構ゴミが目につきました。
Koh Koun |
ロンサレム島にて
3つ目の島、ロンサレム島には15時半ごろに到着し、1時間の滞在でした。ロンサレム島 |
ロンサレム島は歩道が無いので、海岸を歩いてみました。
ロンサレム島の海岸 |
メインのターミナルの近くまで行っても驚くほど何もありませんでした。海もびっくりするほどきれいです。人も不気味なほど少なかったです。あちらこちらで建設工事が行われていたので、静かな環境も壊されつつあるようですが、さすがに現状だと静かすぎるかなあという気がしました。
レストランに入ってコーラを飲みましたが、ロン島よりも物価が高く、1.5倍くらいの印象でした。
帰り
ロンサレム島からの帰りは2階のデッキでゲームやダンスが行われていました。一通り終わった後は、泡の放出が始まり、2階は泡まみれになっていました。
泡が飛ぶ中の夕日 |
利用してみて
個人的には一日でロン島及びロンサレム島を回れたので十分満足しました。ロン島、ロンサレム島をちょっと見てみたい!という自分のような人間には良いツアーだと思いますが、細かいところを突っつけば悪い評価は間違っていないと思います。カンボジアの祝日でほとんどがカンボジア人だったこともあるとは思いますが、船内の案内はほぼカンボジア語で話されるので英語での情報量は少ないです。また、船内でもカンボジアの音楽がガンガンなっているので、カンボジアに慣れていない普通の外国人観光客にとっては不快と思います。
到着時間には平気で遅れるし、席もシュノーケリング道具もライフジャケットも人数分用意していないって普通は怒られても仕方ないと思いますが、カンボジアによくあるレベルのクオリティかなあと思います。現状のカンボジアで、これ以上期待するほうが間違っているのかなあと思ったりもします。
ただ、緊急時にパニックになったら対処できないだろうなあと思いますが。
(2018年5月利用)
0 件のコメント :
コメントを投稿