台南空港の利用まとめ。空港アクセス、両替、simカード、悠遊カードの入手など

 先日、台南空港到着便というレアな便を使って台湾に行ってきたので、台南空港の情報をまとめてみようと思います。
台南空港ターミナルビル

到着まで

 私はホーチミンからの国際線で到着しました。現在のところ、国際線の定期便はホーチミン便と香港便、大阪便のみとなっており、最大でも一日に三便しかないようです。


 台南空港は軍と共用で使用されており、防空壕のようなところに軍用機が隠れておいてあるようなところも見れます。軍民共用の飛行場は多いですが、なかなか見られない光景が見られる空港だと思います。
 どちらかというと軍がメインの作りで、空港ターミナルに隣接している駐機スポットは無いようです。そのため、飛行機停止後、バスに乗り換えてターミナルまで行きます。

 国際線用の到着口からターミナルに入ると、すぐ入国審査があります。入国審査待ちの空間は非常に狭く、もし到着時間帯がほかの飛行機と重なったら、全員がターミナルに入りきらないような感じです。
 私は運よくほぼ先頭で入国審査列に行けたので、そのコンパクトさが幸いし、ターミナル到着から3分もかからず到着ロビーに出ることができました。ここまですんなり出れる空港もなかなかないと思います。
到着出口(兼 搭乗入口)

両替

 台湾のお金を持っていなかったので、まず両替をする必要がありました。両替はターミナル内に一か所、出入口の近くに台湾銀行が入っています。レートは公式サイトに出ている値とほとんど同じですが、一回の両替に対して手数料として100台湾ドル引かれました。
ターミナルのロビーにて

simカードの入手

 次の課題はsimカードの入手。台湾は至る所で無料wifiを利用できますが、やはりいつでもネット環境があったほうが安心です。simカードはサービスカウンターで買えました。
台南空港で買えるsimカード
ここでは「中華電信」と「台湾之星」のものを販売しています。私は滞在3日間で通話は必要ない、という希望を伝えたところ、「台湾之星」の方をおすすめされ、購入しました。掲示では4日間で350台湾ドルと書いてありますが、3日間で300ドルに引いてもらえました。
 ここのカウンターの人は日本語も少し話せましたし、simカードをスマホに入れて設定までしてくれました。
 「台湾之星」は「中華電信」と比べるとマイナーですが、滞在中は問題なく利用できました。4Gのスピードも速かったです。

悠遊カードの入手

 私はバスで台南市内へ向かおうと考えていたので、バスに乗る前にsuicaのような交通icカードがあったほうが便利だよなあと思い、「悠遊カード」が買えるかどうかサービスカウンターで聞いてみましたが、「無い」とのことでした。欲しかったらセブンイレブンに行って、と言われました。
 google mapから最寄りのセブンイレブンを調べたところ、空港から1kmくらい距離がありそうだったので購入を断念し、現金でバスに乗って市内のセブンイレブンで購入しました。

空港から市内まで

 台南空港から市内までのアクセスは、バスかタクシーになります。ターミナルから外に出ると目の前にタクシーが止まっているので、大きな荷物があるときはタクシーが簡単です。市内まで200台湾ドルくらいだと思います。
ターミナルを出たところ
 私はリュック一つだったので、バスで移動しました。空港には何路線か乗り入れていますが、市内に行くのに便利なのは5番のバスです。
 バスはだいたい一時間に一本ですが、「台灣公車通」というアプリを使ってバスの現在位置を把握し、そんなに待たないで乗れるだろうという判断ができました。このアプリ、台南だけでなく台湾のほかの都市でも使用できて、バス利用者にとっては非常に重宝するアプリです。

 ちなみに、ターミナルを出て左側に屋根付きの立派なバス停が見えますが、これは市内と「逆」方向に向かうバス停です。私はしばらくそこで待っていて、危うく間違えそうになりました。市内に向かうバス停は道路を渡った反対側にあり、小さな屋根しかない、空港のバス停にしてはかなりショボいバス停から発車します。
 台南のバスは一律18台湾ドルです。タクシーの10分の1の値段で移動できます。
バス車内
空港から市内まで約30分です。次のバス停の案内も出るので、外国人でも使いやすいと思います。

(2018年4月利用)

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