JCインターナショナル航空、カンボジア国内線 シェムリアップ→プノンペン搭乗記

 JC (Cambodia) International Airlinesを使ってシェムリアップからプノンペンまで飛んでみた搭乗記です。2017年から運航を開始した会社で、サービス面はどうなのかなあと思っていましたが、遅延もなく快適なフライトでした。以前こんな記事を書いてはいたものの、恥ずかしながらカンボジアの国内線を使ったのは初めてです。



予約・購入

 プノンペン・シェムリアップ間は現在5社の航空会社が運航しているカンボジア国内線では最大の幹線ですが、今回は値段と時間のバランスからJCインターナショナル航空を選びました。

利用便

シェムリアップ12:55発→プノンペン13:35着 QD666便

 予約はJC Airlinesの公式サイトから行い、総額37ドルでした。予約ページ上に小さなバグがあり入力にコツが必要だったようで、メールで相談したら翌朝に回答が来ました。その後、サイトのバグもすぐに修正されたので、割と対応力の高い会社なのかもしれません。

空港にて

 シェムリアップ国際空港は国際線ターミナル(ターミナル1)と国内線ターミナル(ターミナル2)が別々の建物になっており、国内線は入口入って右側の小さい建物です。
国内線ターミナルはこの看板の右側を進む
 事前にJC AirlinesのFacebookページから、シェムリアップ空港での国内線のチェックイン時間を聞いたところ、「出発の3時間前から45分前まで」という回答をもらいましたが、実際にチェックインを開始したのは2時間前からでした。

国内線チェックインカウンター
 国内線なのにカウンターを4つも開けてくれ、すぐにチェックインできました。座席の希望は聞かれませんでしたが、窓際の席を割り当てられました。チェックイン後、セキュリティチェックを抜けて待合ロビーで待機。

国内線ターミナル待合ロビー
 待合ロビーには土産物屋2軒とブルーパンプキン(カフェ)しかないので、やることはありません。空港内のwifiは無料で使えるのでインターネットはできます。


出発

 出発予定時刻の30分くらい前にゲートが開き、バスで飛行機まで移動しました。シェムリアップ空港はボーディングブリッジが無く、すべて地上で移動することになります。
搭乗
 機材はA320型機で、機内は3-3の横6列の標準的な配置です。

搭乗
 パッと見た限り、座席は8割近く埋まっていて、そのうち9割ぐらいが外国人のように見えました。
座席
 座席はちょっと安っぽい合成繊維のような生地ですが、短時間なら問題ありません。前の座席までの空間はLCCのジェットスターよりは広いような気がしました。


飛行

 機材も空港も小さいので、準備が整ったらすぐに離陸できます。今回のフライトでは定刻の15分前にはドアがクローズし、定刻の5分前にはすでに離陸していました。
シェムリアップ国際空港を離陸
 シェムリアップ空港を離陸すると大きく左に旋回してシェムリアップの街を左に見ながらプノンペンへ向かいます。
トンレサップ湖
 その後トンレサップ湖を縦断します。空から見るとトンレサップ湖のスケールの大きさがよくわかります。
 機内サービスはおしぼりだけ。
おしぼり
 離陸から15分くらいで早くも着陸に備えてシートベルト着用のサインが出るので本当にあっという間でした。
 実際に飛んでいた時間は30分ほど、窓際に座って外の景色を楽しんでいるうちにすぐに着いてしまいました。
プノンペン空港にて
 プノンペン空港でも沖止めでターミナルまでバス移動でした。

到着

 国内線なので何もチェックもなく、到着ターミナルに入ってから一分で外に出られます。本当にあっという間でした。
プノンペン空港到着口

 今回の搭乗、動画でも記録に残したので、こちらもご覧ください。


雑感

 実際に使ってみて、本当に早くて移動した感がないままプノンペンに着いちゃった、という感じでした。今回、シェムリアップへ行くのは夜行バスで6時間くらいかけて移動したのですが、帰りは30分で済んでしまいました。
 今回のチケットの価格は37ドルだったので、バスではなくて飛行機を選んでもいいよなあと思ってしまいます。

 ただ、一つ言っておきますと、シェムリアップからプノンペンまで30分で行けましたが、プノンペン空港からプノンペン市内までは渋滞のため1時間近くかかりました。プノンペン市内の渋滞、ひどすぎです。

(2018年2月搭乗)

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