イスタンブール・アタテュルク国際空港を使ってみた印象

 イスタンブールで乗り継ぎがあったので、アタテュルク国際空港を初めて利用しました。この空港は世界の空港旅客数ランキングの11位に入る利用客の多い空港で、率直な感想は「ごちゃごちゃしているなあ」という印象です。ちょっと詳しく見ていきましょう。
本拠地のターキッシュエアラインズ便が圧倒的に多い


① 乗り継ぎに時間がかかる

 アタテュルク空港はターキッシュエアラインズの本拠地になっており、この空港で乗り継ぐ利用者が非常に多いです。深夜でもひっきりなしに飛行機が行きかっているので、空港内は常に混雑しています。通常の乗り継ぎ手続きはセキュリティチェックのみですが、私のときは30分以上並ばされました。今年ここでの爆弾テロで多数の方が亡くなっているので仕方ないでしょう。
 また、この空港のターミナルは商業施設が集中している中心部分から伸びている部分が長いので、各ゲートから中心部分まで結構歩かされます。時間には余裕をもっていったほうがいいと思います。空港内の混雑は中国よりひどい感覚です。
飛行機を降りて乗り継ぎのセキュリティチェックを目指す通常ルート

② とはいえセキュリティチェックがないときもある

 私がストックホルムからの到着した際、飛行機を降りるとボーディングブリッジ上で国際線乗り継ぎ客と到着客などそれ以外の客が分けられ、国際線乗り継ぎ客は搭乗券を見せるとそのまま出発フロアに通じる通路を案内されました。搭乗ゲートを含めて、この便を利用した乗り継ぎ客を対象とするセキュリティチェックは全く無し。
 今まで何度も国際線から国際線への乗り継ぎを経験しましたが、乗り継ぎ空港内でのセキュリティチェックが一切なかった乗り継ぎはこれが初めてでした。
 行きはこの空港でセキュリティチェックをやっていたので、本来は必要なんだとは思いますが、これでいいんでしょうかねえ。(いや、間違いなくだめだと思いますが)。テロも起きているので安全性に不安を覚えました。


③ ごちゃごちゃ

 大勢の利用客が中心部分に集中するので、ごちゃごちゃしてます。あんまり詳しくはないですが、なんとなく想像する中東のイメージです。建物も空港っていうよりプレハブのショッピングセンターっていう感じがしました。
有名ブランドの免税店も入っていますし、当然高級なものも売ってるんでしょうけど、なんとなく雑然としていて、祭りの屋台のような印象を受けてしまいました(失礼)。
朝の6時過ぎで混雑するターミナル

④ 出発表示が壮観

 すべての国際線発着便が同じ一つのターミナルから出ているので、出発表示がとんでもない量になっています。同時刻出発なんてものは当たり前です。出発表示と言えば成田空港のバカでかい表示板が思い出されますが、量に関してはここが断然上。おそらく世界でも有数の混雑したターミナルだと思います。
5枚のディスプレイを使った出発表示


⑤ バス移動が多い

 ボーディングブリッジが明らかに足りていないので、飛行機まではバス移動が多いです。バスのゲートはほかの空港よりも多いような気がしますが、中心部分からは離れているので移動に時間がかかるうえ、あんまり店もないので時間をつぶすのに苦労します。
301番バスゲート


⑥ バス移動が遠い

 通常の空港ではバスに乗ってもせいぜい5分程度でしょうが、ここでは場合によっては15分は平気で乗せます。バスで滑走路の延長線上の直下を走り、真上に飛行機が見える感覚です。
ぐるっと滑走路を回って反対側まで行くので、そりゃ時間かかりますわ。そこまでいかないとスポットが空いてないっていうのもこの空港の深刻な問題でしょう。
滑走路の延長線上の直下付近


⑦ 太っ腹の無料ツアーがある

 ターキッシュエアラインズでアタテュルク空港で乗り継ぎを行い、6時間以上の乗り継ぎ時間のある利用者は無料でトランジットツアーに参加することができます。
これはターキッシュエアラインズが開催しているtouristanbulというプログラムで、最短2時間半から最長9時間のイスタンブール市内への無料観光ツアーです。全5種類あり、食事の時間に重なると無料で食事が提供されるというとんでもなくお得なツアーです。
 私は乗り継ぎ時間が短かったため利用できませんでしたが、条件の合う方は利用しない手はないと思います。


まとめ

 この空港は明らかにハード面が足りていないので、常に混雑しています。空いている椅子を見つけて座るのも一苦労、という感じです。快適性は置いておいて、中東の雰囲気は味わえる空港なので、時間に余裕を持ったほうがいいかと思います。

(利用時期:2016年11月)

0 件のコメント :

コメントを投稿