プノンペンの格安ホテル宿泊記⑨ New Midtown Hotel (ニューミッドタウンホテル)

 プノンペンの格安ホテル宿泊記、第9弾はNew Midtown Hotelです。
ホテルの入口
このホテルは、(ミッドタウンという名前のわりには)中心部から離れたところに立地しているのにもかかわらず、booking.comの評価が8.4と高めです。

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最初の印象

 ホテルの玄関を入ると流暢な英語で接客してくれるスタッフ。感じがよく親切ですが、部屋まで案内してくれることはありませんでした。まあ、仕方ない。
 フロントもゲストハウス風のちょっと暗めでがらんとした雰囲気。ホテルならもうちょっと着飾ってもいいのでは。
 細長いビルなので、部屋までは基本的にはエレベーター移動になります。


新築のにおいがする部屋

 宿泊した部屋はスタンダードのダブルルームで一泊朝食付き$24でした。部屋に入ると、モデルルームのにおいが広がってきます。まだできて間もないのでしょう。部屋は狭く、ゆとりはあまりないです。部屋だけだとゲストハウスと大差ない印象です。
部屋
 このホテルのいいところは、個室にバルコニーがついています。隣の部屋のバルコニーとも隔離されてて、隣から見えることはありません。ただ、私が泊まった部屋からは隣の家が見えるだけで、眺めは良くありませんでした。
 wifiは2.5Mbps程度と不自由なく使える速さです。
 水回りの空間は比較的ゆとりのある設計です。清潔感はあるのですが、シャワー室のガラス戸を閉めても下に空間があり、勾配もついていないのでシャワーを使うと洗面台の前まで水が流れ込みます。これはちょっといただけないです。
シャワールーム

屋上のプール

 屋上にプールがあったので、行ってみました。
屋上のプール
 今までのプノンペンで訪れたホテルのプールの中で最小レベルで入る気にもなりません。ちなみに、プールのエリアにはデッキチェアが何個かあり、テーブルもありますが飲食は禁止の表示が出ています。これなら無いほうがましなのでは?
 一応補足をしておくと、結構高いところにプールがあるので、柵越しに周りの景色は良く見えます。
屋上からの景色

朝食

 さて、お楽しみの朝食ですが、メインとなる主食をオーダーするスタイルです。一般的なアメリカン、コンチネンタルブレックファーストのほか、カンボジアの麺、クイティウもありましたがここではあえてワンタン麺を注文しました。味は悪くないけど量が少ない。
朝食の麺
 で、食パンとジュース、フルーツは自分で取りに行くスタイルなのでパンを食べておなかの足しにしました。

総評

 ホテルには宿泊している白人の姿も見えましたが、自分としてはなぜこのホテルが高評価なのか納得いく理由が見つかりませんでした。印象としてはゲストハウスに毛が生えた程度という感じです。
 立地も決して便利な場所とは言えないので、ここに泊まるのであれば中心部の違うところに泊まったほうがいいなあ、というのが正直な感想です。多分もう行かないと思います。

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