カンボジアでは朝食に何を食べる?

 おはようございます。
 カンボジアで、朝に何を食べるか、ということでよく食べられている定番のメニューをご紹介します。

 ちなみに、街で働くカンボジア人は日本人と比べて朝から外食をする傾向にあり、普通の人なら通勤前に食べますが、役職が高い人は一度会社に出勤した後、勤務時間中に会社を出てのんびりと朝食を食べるというおかしな話も聞こえてきます。

ご飯もの

 ごはんものの定番品は豚肉のせごはん、バイ サッチュルークです。ご飯の上または横に焼いた豚肉が乗っています。そのほか、スープと漬物がついています。
 料金は安いところで3000リエル($0.75)、高くても6000リエル($1.5)程度と安いので、庶民にもかなり受け入れられている大衆食です。

バイサッチュルーク

  バイ サッチュルークは基本的にご飯が置いてある食堂なら基本的にどこでも食べられます。また、豚肉だけではなく違うものが食べたい!場合には、同じようなスタイルの鳥肉のせご飯(バイ サッモアン)もあります。鳥肉のせごはんだと$2-$2.5前後と豚肉と比べてちょっと高くなりますが、こっちのほうが好きだという人も多いです。
 バイ サッチュルークとバイ サッモアンはともに朝だけ提供している場合が多いです。食べたい場合は9時ごろまでにはローカルの食堂に行きましょう。

 ちなみに、観光客向けのホテルやレストランで食べるとローカルでは$1.5で食べられるバイ サッチュルークも$3以上します。味はローカルでも変わりません。


 麺はクイティウという米粉でつくった麺が広く食べられています。簡単に言うとベトナムではフォーが有名ですけど、フォーのカンボジア版になります。

 注文するときにはクイティウになんの肉を入れるか、を指定します。豚肉入りなら「クイティウ サッチュルーク」、牛肉入りなら「クイティウ サッコー」と注文します。値段は$1.5-$2.5程度と上記のバイ サッチュルークより高めです。
クイティウ

 クイティウを食べるときには最初にスープを味わってみましょう。かなり上品な味になっていると思います。基本的にはそのまま食べず、テーブルの上にある調味料で好みの味に仕上げます。自分は味噌っぽいやつをを入れてよく食べてます。
 クイティウはボリュームがあまり多くないので、軽く食べたいときにもおすすめです。朝食だけではなく、夜飲んだ後に軽く一杯食べる、という食べ方もいいと思います。


パン

カンボジアは以前フランスの植民地だったこともあり、どこへ行ってもフランスパンっぽいパンが食べられます。ご飯や麺ではなく違うものが食べたくなったらパンにも挑戦してみましょう。

 プノンペンだけではなく、地方に行ってもよく道端で売っているのは、フランスパンに野菜やかまぼこっぽい練り物をはさんだサンドイッチです。店によって中にはさむものも変わっていて、基本的にパンはちょっと固めですが、おいしいです。値段は1本$1-$2くらいです。
フランスパンに肉や野菜を挟んで食べる

 レストランでパンが置いてある場所では、カンボジア風カレーパンはいかがでしょうか。ノンパンコーコーと注文すると、フランスパンとともに牛肉の入ったカレーっぽい液体が出てきます。これにつけて食べると、カンボジアでもカレーパンっぽい味が楽しめます。
ノンパンコーコー

 カンボジアではホテルの朝食もいいですが、たまにはローカルの食事処で地元の味を試してみるのはいかがでしょうか。


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