11月は東南アジアのベストシーズンに突入！
なんとなくスカイスキャナーを見ていたら、「今すぐチェック！11月がベストシーズンになる国トップ5」と題した記事を見つけ、じゃあ日本から東南アジアへの航空券代を調べてみよう！ってことに思い至りました。調査条件
検索方法：トラベルコちゃんで検索しました。
乗り継ぎ時間の絞り込み検索が便利だったので。
発着日：11月3日東京発、11月6日のうちに東京着。
この日程なら1日有休をとって4連休で旅行ができる、と想定してのこと。
実質的な現地滞在は2日間になります。
乗継時間：4日という限られた日数なので、各乗り継ぎの待ち時間を最大4時間とします。
検索対象：以下の東南アジア13都市とします。
フィリピン ：マニラ
ベトナム ：ハノイ、ホーチミン
カンボジア ：プノンペン、シェムリアップ
ラオス ：ルアンパバーン
タイ ：バンコク
マレーシア ：クアラルンプール、コタキナバル
シンガポール：シンガポール
ミャンマー ：ヤンゴン
インドネシア：ジャカルタ、デンパサール
検索日：日本時間の10月9日23時頃。
掲載した料金で購入できない場合でも当方責任を負いかねます。
検索結果
では、安い順にランキング形式で発表します。
1. バンコク 33,510円 総移動時間12時間55分 現地滞在時間46時間50分
調査対象の13都市のうち、一番安い航空券が出たのはバンコクでした。ちなみに、乗り換え時間を考えなければ最安値は2万4千円台とかなり破格のお値段です。直行便で移動時間が短く済むのもいいですね。
2. シンガポール 36,340円 総移動時間23時間 現地滞在時間51時間
2位はシンガポール。滞在時間も51時間と十分長く、楽しめる休暇になりそうです。
3. クアラルンプール 36,660円 総移動時間22時間 現地滞在時間49時間
3位はクアラルンプール。日本発着の時間はいい時間ですが、クアラルンプールには深夜着、深夜発と現地での時間は悪くなります。
4. マニラ 36,710円 総移動時間9時間20分 現地滞在時間49時間
4位には対象都市の中で一番近いマニラが入りました。
ここまでが3万円台で移動できる都市です。
5. ホーチミン 44,270円 総移動時間18時間55分 現地滞在時間49時間
6. ハノイ 47,650円 総移動時間20時間10分 現地滞在時間49時間30分
7. ジャカルタ 52,990円 総移動時間25時間30分 現地滞在時間58時間25分
8. コタキナバル 57,944円 総移動時間25時間5分 現地滞在時間45時間40分
ここまでが6万円以下です。以下、結果だけさらっと。
9. プノンペン 61,990円 総移動時間 18時間25分 現地滞在時間65時間55分
10. デンパサール 67,140円 総移動時間 21時間20分 現地滞在時間49時間15分
11. ヤンゴン 71,240円 総移動時間 21時間50分 現地滞在時間63時間25分
12. シェムリアップ 89,680円 総移動時間 19時間50分 現地滞在時間47時間50分
13. ルアンパバーン 115,160円 総移動時間 25時間50分 現地滞在時間30時間30分
と、以上の結果になります。
やはり、ビジネス需要があって直行便が飛んでいる都市、というのは航空券が安くなりますね。一番距離の近いマニラよりも距離が離れているバンコク、シンガポール、クアラルンプールの3都市のほうが航空券が安いというのも面白い結果だと思います。この3都市にはいずれも日本からLCCが就航しているので、LCC就航による全体的な値下げ効果も大きいのかもしれません。
一方でスカイスキャナーの記事にあった1位ミャンマー2位カンボジアは東南アジアの中では相対的に日本からの航空券が高くなっています。ラオスも含めて、経済的に劣っている国というのはビジネス需要が少ないため就航便が少なく、値下げ圧力が弱いのかもしれません。観光客としてみればそれでかえって秘境感がでて、魅力につながるのかもしれませんが。
ちなみに、ランキングは公平を期するために一つのサイトから値段を調べましたが、カンボジア、ラオス、ミャンマーへはエアアジアをはじめとするLCCが東南アジア各都市から就航しています。バンコクやクアラルンプールまで一度出て、そのあとLCCで目的の国へ入力する、といった使い方をすれば上記の金額よりもっと安く旅行できると思います。
ご参考までに、どうぞ。
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