プノンペン市バス紹介~2号線

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プノンペンを走る市バスの紹介、3号線、1号線ときて、最後は2号線です。

どこを走ってるの?

路線図はこちら。
 3号線も発着するナイトマーケットを起点として、トゥールコックを経由し、毛沢東通り
、モニボン通りを経てプノンペン南側のタクマオ市に至る路線です。
プノンペンの左側をぐるっと半環状に回ります。
 この路線も運賃は1回1500リエル、運転時間は朝5:30~夜8:30ということになっています。
 この路線は観光地を通るというより、生活路線の印象です。(自分がプノンペン在住時に一番よく使っていたのでそう思うだけかもしれませんが。。。)


起点はリバーサイド


 リバーサイドといえば飲食店が集まる観光客に人気のスポットですが、川に沿って幅の広い歩道が整備されているので、暑さが和らいだ夕方に散歩をすると気持ちいい場所です。

路線途中の大学ゾーン

路線の途中にはInstitute of Technology(工科大学)という名のバス停があり、その名の通りバス停の前には国内トップの工業系大学であるカンボジア工科大学があります。
Institute of Technologyの構内
 また、工科大学の隣にはIFL(外語大学)、RUPP(カンボジアの東大)が並んでおり、大学の構内を散歩するとフレッシュな気分になります。
 IFLにはJICAの協力施設があり、定期的に文化交流のイベントが行われています。
 写真は去年の七夕まつりの様子です。

タクマオが熱い

2号線の終点タクマオ(Ta Khmau)は、正確に言うとプノンペンではなく、となりのカンダール州になります。ただし、実際にはプノンペンの開発余地が減ってきたためタクマオの開発が進展しています。
 例えば、現地の新聞プノンペンポストのこんな記事とか。
 プノンペンから車で30分ほどで、地価は比較的安いですが商業施設は密集しており、川も流れていて景観も良いです。中心部の市場を囲むように道路は一方通行になっているので、比較的道路流れやすい感じもします。
 市内中心部にはかなり大きいマーケットがあるほか、カンボジアのスーパー、ラッキーも進出しており、銀行も大手はひととおりあるので、外国人でも住みやすそうです。
 (自分は埼玉出身の人間なので、東京=プノンペンと考えると埼玉=タクマオ的な発想で惹かれている可能性も否定できませんが。)
 たったの1500リエルで行けるプノンペンとはちょっと違う街、ということで、2号線バスを利用してタクマオを訪れてみるのも面白いと思います。

市バスで観光はいかが?

プノンペンはあまり観光地がないといわれますが、市バスを利用して街を散策してみてはどうでしょうか。日本とは違ってせかせかするのではなく、カンボジアではゆっくりと時間と心に余裕をもって楽しむことをお勧めします。

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