富山といえば、環水公園にある世界一美しいスターバックスが有名です。
しかし、せっかく環水公園を楽しむのであれば、少し遠回りして、「富岩水上ライン」を利用して水上から向かうルートはいかがでしょうか。
今回私は、一般的な「環水公園発」ではなく、岩瀬発→環水公園行きのルートを利用しました。
実際に乗ってみると、日本では珍しい中島閘門(水上エレベーター)を体験できるだけでなく、旅の最後に環水公園へ船で到着する景色が非常に印象的でした。
この記事では、実際に乗船して感じたことを中心に紹介します。
この記事のポイント
✔ 日本唯一の「水上エレベーター」を体験できる
✔ 岩瀬発ルートは比較的空いていた
✔ 船から環水公園へ到着する景色が美しい
✔ 徒歩旅行との相性が非常に良い
基本情報
運航期間
2026年の場合、3月20日から11月23日
料金
環水公園→岩瀬、岩瀬→環水公園どちらも2500円(路面電車片道乗車券付き)
所要時間
60~70分
予約方法
ネット上から予約可。ただしチケットの発券は当日のみ。
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| 岩瀬カナル会館前の乗り場にて |
なぜ岩瀬発を選んだのか
今回、私は新幹線で富山に向かい、富山駅周辺で昼食を食べてから富岩水上ラインのチケット購入の際に貰える片道乗車券を利用して路面電車で岩瀬へ向かい、岩瀬で観光をしてから乗船する、という流れにしました。
理由としては、11時前に新幹線に富山駅に到着した後、お昼時の富山駅エリアでの昼食の人気店での所要時間の見通しがつきにくかったこと、環水公園にいくならスタバにもゆっくり行きたかったので、環水公園13時20分発の船だとゆとりがないかなと思い、先に岩瀬に回って観光し、岩瀬発の14時半発の船で環水公園に戻ろう、という計画にしました。
結果的にこの判断は正解だったと思います。
岩瀬では歴史ある街並みや展望台などの見どころを散策しながら時間を調整し、散策後にそのまま船で環水公園へ向かう流れも非常に自然で、満足度の高いルートでした。
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| 岩瀬の街並み |
岩瀬発は意外と空いていた
私が利用したのは平日の金曜の14時半発の便です。
乗船していたお客さんは10人程度。
船内にはゆったりとした時間が流れていました。
一方で、環水公園から岩瀬へ向かう便は、満員に近いお客さんが乗っているように見えました。
私は事前に予約状況を確認し、当日富山駅の観光案内所で購入しましたが、環水公園→岩瀬のルートは満席になることも多く、事前予約が必須だと思います。
その点においても、混雑を避けたい方は岩瀬発も十分検討する価値があります。
船は冷房付きのメインの客席と後方の開放的なデッキがあり、好みに合わせて自由に座れます。ただし、船が動いているときの移動は原則禁止です。
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| 運転席背後から見た中島閘門の様子 |
海から穏やかな運河へ
出航すると、船は一度海へ出ます。
この区間では思っていたより波があり、思ったより揺れました。
私は後方のデッキに座りましたが、なんとなくバンコクの水上バスのような雰囲気も感じられる船旅でした。
船を見た方々がみんな手を振ってくれるのが印象的で楽しかったですね。
ガイドさんは、港に停泊している船の役割や工場の歴史、中島閘門の仕組みなどを紹介してくれます。景色を見るだけでは気付かない発見が多く、約1時間の船旅があっという間に感じられました。
その後、運河へ入ると一気に波はなくなり、工業地帯を眺めながらゆっくり進んでいきます。
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| 始めは海沿いを進む |
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| 運河沿いには緑が多い |
最大の見どころ「中島閘門」
この船旅最大の見どころが、
**中島閘門(なかじまこうもん)**です。
閘門とは、水位の違う場所を船が通るための施設です。
船が大きな水門の中へ入ると、後ろの門が閉まり、少しずつ水が入り始めます。
すると、自分が乗っている船全体が、ゆっくりと持ち上がっていくのです。
教科書で見たことはありましたが、実際に体験すると不思議な感覚でした。
数分後には前方の門が開き、何事もなかったかのように上流へ進みます。
土木や歴史に詳しくない方でも、十分楽しめる体験だと思います。
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| 中島閘門に進入。扉が閉まっていく(下流側) |
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| 水位が上昇途中(上流側) |
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| 水位が上昇し、中島閘門を出発 |
フィナーレは環水公園
一般的には、環水公園から岩瀬へ向かうルートを利用する方が多いです。
しかし、実際に乗って感じたのは、岩瀬発だからこそ楽しめる景色があるということでした。
中島閘門を抜けたあと、船がゆっくり環水公園へ近づいていく景色は、まるで旅のフィナーレのようでした。
水上から眺める環水公園は、陸から見る景色とはまた違った美しさがあります。
富岩水上ラインに乗ってよかったな、と素直に感じました。
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| 船から見た環水公園 |
こんな人におすすめ
- 富山らしい体験をしたい
- 徒歩で観光を楽しみたい
- 船旅が好き
- 土木・建築・歴史に興味がある
-
写真撮影が好き
まとめ
今回利用した富岩水上ラインは、2500円とそれなりの金額ですし、富山駅発からで考えると3時間程度の時間が必要になりますが、富山ならではの貴重な体験を一度に楽しめる心に残る観光ルートになるかと思います。
富山を訪れる予定がある方は、ぜひ徒歩や路面電車だけでなく、水上ラインも旅程に組み込んでみてください。
(2026年6月訪問)










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