ファロの離島ビーチリゾート、Ilha do Farolに行ってみた

 ポルトガル南部の都市、ファロにある離島のビーチリゾート、Ilha do Farol(イーリャ・ド・ファロル)に行ってきました。ファロ市街から船に乗り40分ほどかかりますが、太西洋に面したきれいな砂浜が広がり、人の数もそこまで多くなく、落ち着いた雰囲気のゆったりした島でした。

Ilha do Farolにて



フェリーに乗る

 Ilha do Farol行きのフェリー乗り場は、Faroの旧市街、ファロ大聖堂から海へ向かってすぐの、海沿いの遊歩道にあります。
チケット売り場にて
ここには船会社別にチケット売り場が何軒か並んでいますが、手前から2つ目がIlha do Farolへ向かうフェリーを運航しているSilnido社での売り場です。夏季スケジュールでは一日6往復のフェリーが運航されています。往復で5ユーロです。
フェリー時刻表

 私は12:25分発のフェリーに乗船しました。フェリー乗り場はチケット売り場から線路を渡った向かい側にあります。
フェリー
 船は干潟の中を縫うように進んでいきます。街の中にいると全く気付かなかったのですが、海にでると、この干潟が壮大な規模であることがわかります。

フェリーの中より
 自然が手つかずのまま残されている様子を船の上から楽しめるので、この船を往復するだけでも観光として十分な価値があると思います。

航路
 ファロを出てから約40分でIlha do Farolに到着しました。
到着

Ilha do Farolにて

 Ilha do Farolはクラトラ島の南部の集落で、低層の建物が並ぶ別荘地の雰囲気です。

上陸
 ゲストハウスとして泊まれる場所もありますが、ファロからの日帰りでビーチに遊びに行く、という観光客がほとんどだと思います。
 島の中では別荘の立ち並ぶ中を歩いていく感じで、車やバイクのような乗り物はほとんど見ませんでした。
 白い砂浜に遠浅の透き通った青い海が広がっていて、のんびりするには最高です。海岸沿いにはレストランがポツポツとある程度で、観光施設によって環境が破壊されていないことがよかったです。こういうところはアジアではまずないでしょう。

近くのレストランで一服
 離島だけあって、レストランの値段はファロ市街よりも少し高めです。それでもほかのヨーロッパ諸国と比べたらリーズナブルに価格帯だと思います。

 砂浜のきれいなビーチ以外、なにもないところなので、人によってはつまらないと感じるかもしれませんが、これだけ落ち着いたビーチも希少だと思います。
 ファロ市街とはまた違った雰囲気が楽しめるので、半日ほど時間を割いてでも行く価値は十分にあるかと思います。
(2019年6月訪問)

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