日本の一時帰国時に便利なAIS社のsimカード「SIM2Fly」を使ってみた

 私は一年のほとんどを海外で過ごしており、日本に帰国するのは年2,3回、長くても各一週間くらい、という生活を送っているので日本の携帯電話の契約をしていません。以前の帰国時は公衆電話及び施設のwifi頼みという、なんとも頼りない通信環境でしたが、今回の帰国時はタイのAIS社から発行されている「SIM2Fly」というsimカードを購入して利用してみました。

SIM2Flyとは

 SIM2Flyとはタイの大手通信会社「AIS」が発行しているタイ国外用のsimカードで、日本・カンボジアをはじめアジアの多くの国及びオーストラリアで使用できます。

 8日間・4GBまで最大速度での利用ができ、定価は399バーツです。私は日本のアマゾンで購入して1400円くらいでした。データ通信専用で音声通話及びSMSは対応していません。
SIM2Fly
 このほか、ヨーロッパにも対応した15日間で899バーツのタイプもありますが、日本帰国に限ると399バーツのもののコスパが良いでしょう。


設定

 設定は簡単で、SIM2Flyを入れてローミングモードにして、アクセスポイントの編集のところで
・APNのところに「internet」を入力し、
・認証タイプを「CHAP」選択する
だけでした。(androidの場合)
 私は日本で利用した後マレーシアに行き、そのままSIM2Flyを利用しましたが、再設定の必要はありませんでした。
設定

速度

 日本ではsoftbank回線を使用し、softbank利用者と遜色ない速度で通信できます。私が東京近郊で計測した際、下りが29Mbps、上りが7Mbpsとかなり高速でした。
speedtest

雑感

 日本への一時帰国時に使えるようなsimカードってデータ容量が小さくてもバカみたいに高いですし、かといって日本にいない時も日本の回線を維持しておくのはコストがかかります。
 私のような一週間程度の帰国でデータ通信のみの利用であれば、「SIM2Fly」が現在のところ最もコスパのよい選択肢ではないかと思います。
(2018年10月利用)

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