プノンペンの格安ホテル宿泊記18 TeaHouse Asian Urban Hotel (ティーハウス アジアンアーバンホテル)

 今回宿泊したホテルは「TeaHouse Asian Urban Hotel」です。このホテルは、お茶をコンセプトとしたホテルで、この価格帯のホテルの中では評価が高くて割と有名なほうだと思います。
 場所は独立記念塔近くのSt.242沿いにあり、徒歩圏内にはレストランが多くあります。立地としては観光にもビジネスにも申し分ない場所です。

チェックイン

 さて、チェックインです。今回はbooking.comからスタンダードダブルの部屋を事前に予約していました。朝食付きで32.4ドルでした。
受付
 受付は開放的な作りで、敷地内に入ってから受付の空間までドアが一つもありません。ロビーにはお茶の瓶が置いてあったり、赤に統一されたソファーが並んでおり、ホテルへの期待感が膨らんでテンションが上がってきます。受付の横には中庭があり、より一層東南アジアっぽい雰囲気を醸し出しています。
 受付を済ませるとウエルカムドリンクとして冷たいレモンティーを出していただきました。さすが、ティーハウスという名だけあります。美味しかったです。

部屋

 前述の通り、スタンダードダブルを予約していたのですが、空いていなかったのか、スタッフに案内された部屋はベッドルームが2部屋ついたスイートルームでした。これは非常にラッキーでした。
リビングルーム
 一人で宿泊したので、非常にもったいなかったのですが、スイートルームを満喫させてもらいました。
 入り口を入るとリビングルームがあり、そこにはソファーとテレビ、流し台と電子レンジがあります。トイレ、シャワーもここに一つついています。
リビングルーム(テレビ側)
 また、テーブルの上にはコーヒーとホテル厳選のお茶が置いてありました。
お茶。
 ベッドルームは2つありどちらもキングサイズのベッドでした。片方の部屋には部屋の中にトイレとシャワーがついていました。
ベッドルーム
 ベッドルームの壁は赤で統一されており、感心しました。ベッドの寝心地は非常に気持ちよかったです。
シャワー
 水回りは若干の古さを感じるものの、清潔感があり、必要十分な広さでした。シャワーがレインシャワーしかないのは好まない人もいると思います。お湯の出は良かったです。
 アメニティーはタオル、バスタオル、バスローブ、スリッパ、ドライヤーが置いてありますが、細かいアメニティは置いておらず、スタッフに申し出る必要があるという説明がありました。歯ブラシをもらうのもフロントに電話して持ってきてもらう必要があります。もちろん無料ですが、ちょっと面倒な気がします。

 ホテル内で使えるWIFIは非常に速く、ダウンロードで24Mbpsというスピードが出ていました。
 部屋には窓がありますが明り取り用で、すぐ先に壁がありました。眺望は望めない部屋でした。



朝食

 朝食会場は中庭とプールに面しています。ビュッフェ形式で品数はそんなに多くはありませんが、プノンペンの同じ価格帯のホテルの中では平均以上だと思います。
朝食例

プール

 プールは一階にあります。壁に囲まれているので多少圧迫感はありますが、リゾート気分が楽しめると思います。
プール


雑感

 このホテル、欧米系のお客さんが多く、スタッフも観光客が満足するような接客に慣れている感じがしてレベルが高いと思いました。建物自体は若干古いのかなあという感じもしますが、館内は綺麗です。
チェックアウトの際、お土産をもらいました。お土産をくれるプノンペンの宿は初めてです。中身にも「ティーハウス」が徹底されていました。
お土産
 ビジネス客向け、というよりは観光客向けですが、初めてプノンペンへ行くお客さんでも、このホテルだったら問題なく紹介できそうな、そんな気にもなる良いホテルでした。
(2017年5月宿泊)

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