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タリンの超人気のレストラン「Rataskaevu16」と「Vegan Restoran V」に行ってみた

　タリン旧市街にあるレストラン、「Rataskaevu16」と「Vegan Restoran V」は、トリップアドバイザーにおけるタリンのレストラン部門で、736軒中それぞれ1位と2位にランク付けされています（2016年12月24日現在）。
　11月にタリンの訪問した際、幸いにもこの二軒のレストランに行けたので、その様子を紹介します。

タリン第一位のレストラン「Rataskaevu16」

　Rataskaevu16は店の名前の通り、Rataskaevuという通りにあります。旧市庁舎のあるラエコヤ広場から西側に出ているDunkri通りというを歩いて約100m、Rataskaevu通りとぶつかるところにこのレストランがあります。

　外観はそこまで派手では無いので知らないと通り過ぎてしまいますが、食事の時間帯になると店の外側に人がよく集まっているので意外とわかりやすいです。入口のドアの両脇にはフォークとスプーンの絵があるのが目印です。

Rataskaevu16の前には人が集まる

　予約をせずに夜7時半過ぎにダメもとで行ったのですが、受付で予約をしていない旨を伝えたら全く待たずにたまたま空いた2階の席に案内してもらえました。

店内（2階）

　店内は意外と広く、一階席は奥行きがありました。案内された二階の席は団体が予約していた席が10席ぐらい、その他2人掛けのテーブル席が2つとこじんまりとしていました。内装は石っぽい感じです。
　ワインは種類が豊富でしたが、何を飲んだらいいのかわからないので、とりあえずビールをいただきました。

ビール(3.70€)

　食べ物はとりあえずメニューの一番上を頼めば間違いないだろうという感覚から、スープはパンプキンスープ、メインは鶏の胸肉をいただきました。

パンプキンスープ(3.90€)と黒パン

　パンプキンスープは程よい甘さで美味しかったです。サービスで黒パンとチーズも出してくれて、これもおいしかったです。

チキンブレスト(9.80€)

　メインのチキンはこれもこれで絶品でした。胸肉というと固くてパサパサの場合がありますが、ここの肉は柔らくてジューシーで美味しかったです。味付けも見事でした。
　ここのレストランの人気が第一位なのは、味もさることながらスタッフの接客が素晴らしいことが評価を高めているんだと思います。スタッフが細かい気配りをしてくれるので、食事を本当に楽しめるレストランだと思います。

　冬の閑散期でも賑わっているので、観光客の多い時期では予約は必須でしょう。予約しても行く価値のあるレストランだと思います。

タリン第二位のレストラン「Vegan Restoran V」

　人気第二位のレストランVegan Restoran Vは、ベジタリアンのレストランです。このレストランもRataskaevu通りにあり、Rataskaevu16のすぐ近くにあります。外壁が赤いのでこちらの店はわかりやすいです。

赤い外壁が目印のVegan Restoran V

　私はRataskaevu16を訪れた翌日の昼食にこのレストランに行きました。昼の1時ちょっと前で8割程度の埋まり具合でした。お客さんは女性が多い印象です。

フルーティーなビール

　ベジタリアンのレストランは初めてだったので、とりあえず適当に頼んでみました。ビールは店員さんがおすすめのPuhas Loveというものを飲みました。アロマ？のフルーティーな感じで昼間にちょうどいい感じでした。

ここでもパンプキンスープ

　ベジタリアンのことはよくわかりませんが、肉が入っていないけど肉っぽい食感だったり、肉っぽくおなかにたまる感じがしました。味付けはちょっと濃いめで美味しかったです。

Beetroot seitan with potato mash and wild mushroom sauce

　このレストランも接客が素敵で、かなり印象がいいです。ベジタリアンではありませんが、ベジタリアンに興味が出てくる、そんなレストランでした。

雑感

　以上二軒のレストランを紹介しましたが、実は私はタリンではこの二軒しか行ったことがありません。ただ、どちらのレストランも美味しかったし、なんといっても接客が素晴らしかったです。タリンのレストランが総じて接客がいいのかもしれませんが、少なくともこの二軒は間違いなくおすすめできます。店員も外国人慣れしていて英語も問題ありませんでした。

　タリンを訪れたら是非また行きたい素敵なお店でした。

（2016年11月訪問）