ヨーロッパ最古の薬局「Raeapteek」訪問記

 エストニアのタリンにあるRaeapteekという薬局は1422年に創業したといわれていて、ヨーロッパに現存する最古の薬局です。日本語では市議会薬局と呼ばれています。

市議会薬局に行ってみた

 市議会薬局はタリンの観光地、旧市街のど真ん中にある旧市庁舎広場(ラエコヤ広場)の一角にあります。タリンの旧市街は大きくないので、地図を見なくても道に迷っているうちにたどり着けるような感覚です。 
高い塔が目印の旧市庁舎

 市議会薬局は広場から旧市庁舎を正面に見たとき、左手の後ろ側にあります。 広場の端のほうに「薬局」を意味するエストニア語の「Apteek」という文字が書いてあるので、それを見つけられればたどりつけるかと思います。出窓の右側のほうにある入口のドアには看板がないので少し不安になりますが、入ってみましょう。
Apteekの文字が目印

中に入ってみた

 建物に入るドアを開けて中に入ると階段があり、扉が二つあります。正面の扉はANTIIKという店で、薬局はRAEAPTEEKと書いてある左側のドアを入ります。
薬局は左側

 中は二部屋続きになっていて、手前は今も現役の薬局です。観光客はひっきりになしに通っていて、たまに記念になにか買ってい行く人もいますが、ほとんどはちらっと見て通過します。
 奥の部屋は薬局の歴史を展示してあり、こちらの部屋には観光客がたまっています。
昔の器具の展示
  展示自体は一部屋に収まっていますが、昔の器具や文献、写真の展示などが置かれているので薬に興味がない自分みたいな人でも行って面白いと思います。
薬の入れ物

観光客は絶えない

気軽に寄れるスポット

 見学にかかる時間は10分程度で十分なので、ラエコヤ広場を通りかかったときに気軽に寄れるスポットです。見学は無料ですが、悪いと思ったら薬局でなにか購入するのも記念になると思います。

(2016年11月訪問)

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