カンボジア・アンコール航空 K6 813便 ホーチミン→プノンペン搭乗記

 カンボジアの国営航空会社、Cambodia Angkor Air(カンボジア・アンコール航空)のホーチミン発プノンペン行き、K6 813便の搭乗記です。
ワクワクドキドキのアンコール航空
 (写真は2016年1月に搭乗した時のものです)

概要

便名: K6 813便、ベトナム航空とのコードシェア(VN 3853便)
    ホーチミン18:30発 プノンペン19:40着
使用機材: ATR72(ターボプロップ機) 全席エコノミー67席

出発まで

ホーチミン空港でのゲートは10番ゲートからの搭乗でした。ターボプロップ機なので飛行機までは沖止めのバス移動です。
ホーチミン空港10番ゲート
この便は定員が67人と少ないので、大きい機材と比べてスムーズに搭乗手続きができます。飛行機までバス移動があっても出発時間前に余裕をもって搭乗が完了しました。
 ATRは小さいのでタラップではなく、飛行機に備え付けの階段が地表まで出てきて、それを昇って機内に入ります。
搭乗


機内にて

機内は中央に通路がある2-2列です。機材が小さいからか、搭乗率は8割以上。結構埋まっていました。内装は特に力を入れている様子が見られません。壁紙は一時代前の雰囲気が感じられ、座席はベトナム航空と同じものを流用しているようでした。枕カバーはアンコール航空仕様でしたが。
機内
ターボプロップ機はあまり乗る機会がないですが、飛行中にプロペラの音が伝わってきて通常のジェット機よりも飛んでる感を実感します。
 また機材が小さいので、天候の影響を感じられます。今回の搭乗時もベトナムとカンボジアの国境あたりで天気が悪く、結構揺れたのでちょっと不安になりました。

 この路線は距離が短いのであまり高く飛ぶことはせず、飛行中も基本的には地表が見えます。この景色を見るのは窓際席の楽しみです。
ホーチミン近郊の夜景
飛行時間が短くて機内食はありませんが、ペットボトルの水が提供されます。実際のところは350mlの水をゆっくりと飲む時間もないくらいの印象です。
水。カンボジアで売ってるHi-Techブランド
 で、あっという間にプノンペンに到着。着陸してからスポットまで移動するのに陸を走りますが、スピードがやたらと速くて怖かったのが印象に残りました。
 搭乗も降機も後ろのドア一か所からでした。

 今回搭乗したアンコールエアは、カンボジアを中心にまだわずかな路線数しか運航していませんが、数年前から日本への就航を検討しているというニュースがちょくちょく出てきています。個人的には日本とシェムリアップの直行便をアンコールエアが飛ばしてくれることを期待しています。

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