水力発電所を見るついでにコッコンからカルダモン山脈を越えてポーサットまで行ってみた(後編)

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前回の記事に続き、今回は後編です。

オーサム村にて

なんとかカルダモン山脈の山の上にあるオーサム村についた我々は、食堂で食事。
食堂の裏では家族総出でキャッサバ芋の皮むき?をやっていた。どうやらここは農業の村らしい。周りの集落と隔離されてるし、観光客などまるでなし。農業くらいしか金を稼ぐ手段がないのは納得できます。
家族総出で皮むき。これから乾燥させるらしい
ちょっと早いけどゲストハウスにチェックイン。エアコンなし、トイレシャワー共同。建物の外観だけは見た目がいい。
宿泊したゲストハウス
 山の上なので、かなり涼しい。朝晩は結構冷えました。ゲストハウスには胡椒とか、しょうがとかおいてありました。やっぱりどこの家も農家なんだな。
胡椒
しょうがの種?土で覆われていました
なーんもすることなくて店も数軒しかなく、のどかなところでした。
ここが一応村の目抜き通りのはず

オーサム村~ポーサット

 さて、翌朝。同じ食堂で食事をとり(選択肢がほかにない)、下界へと向かいます。
 オーサム村を出てからしばらく比較的きれいな未舗装道路で多少の集落もあるので、昨日とは違い若干の安心感があります。しばらく行くとストゥンアタイ(Stung Atai)の湖が見えてきて、なかなか景色もいいです。

 すると突然道路は山の中に入ります。湖を迂回するように左右に曲がりくねった道が続きます。この区間はコッコンからの道よりも車の数が多く、対向車も結構飛ばして来るのでクラクションなりっぱなしで注意しながら走ります。
 ダムの近くから離れるとなんでもありの糞道路でした。乾季でもわだちは深いし、木製の木は壊れかかっていました。(申し訳ありませんが運転に集中してたのでここから先の写真はありませんw)。
 とりあえず、湖から次の象の像(!)がある町、までが地獄のような道でした。乾季でこんな道だったら雨季なんか走れたもんじゃありません。
 コッコンからの道と比較すると、コッコン経由では途中までコンクリート舗装で整備されているので、安心感はあります。舗装じゃない区間も長く、トータルのアップダウンもコッコン経由のほうが多いような気がしましたが、個人的には走りやすい印象でした。
 一方でポーサット経由だと車が多く人の気配があるので、もしアクシデントが起こったことを考えると安心感があります。ただしほとんどの区間が未舗装で道路もわだちがひどく、短区間の急坂はこっちの道のほうが多かった印象でした。僕はもう運転したくないかな。

そんなこんなでオーサムから5時間弱、無事にポーサットに着きました。いやー、疲れた。
2回にわたってしまいましたが、貴重な体験だったので記事にさせてもらいました。
ではまた。

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