3月下旬からプノンペンに春秋航空が深セン、上海便を就航。深セン往復1.5万円台~

 中国のLCC、春秋航空が3月下旬より、プノンペン空港発着で深セン、上海への直行便2路線を新規開設するようです。春秋航空は現在、プノンペン・広州便を週3便運航しており、シェムリアップからは上海、広州、深セン、成都への4路線(季節便含む)を運航しています。
 中国のLCCとはいえ、「春秋航空日本」の名前で日本へも進出しており、日本の国内線LCC満足度で1位を取るなど、思ったより悪くはないのかなあという印象です。(参照:オリコン日本顧客満足度ランキングLCC
 
中国のLCC、春秋航空

プノンペン・深セン便

さて、ここからは各便の詳細について紹介していこうと思います。
 まず、プノンペン・深セン便です。
 この便は3月29日(水)より運航開始予定で、プノンペン発、深セン発共に水曜日と土曜日の週2便のスケジュールです。
 運航ダイヤは
 プノンペン 21:00発 → 深セン   翌01:00着
 深セン   18:25発 → プノンペン  20:00着
 です。
春秋航空サイトで料金を検索

 この便を春秋航空の公式サイトで料金を検索しますと、「特典クラス」というクラスで運賃が100円の席が残っています。このチケットならサーチャージ、税金等込でプノンペン発片道が8,180円、深セン発が6,940円で、往復合計15,120円(いずれも2017年3月5日現在)で買えます。




 深センは人類史上最速で成長する都市とも言われており、香港にも近いので一定の需要はありそうだなあと思います。
 一方で、プノンペン便の開設により、同様に水・土週二便で運航していたシェムリアップ・深セン便の運航を休止するようです。観光需要はそこまで大きくなかったからビジネス路線にシフトするということなのでしょうか。

プノンペン・上海便

 プノンペン・上海便は火・木・土曜日発の週3便運航で3月28日(火)より就航予定になっています。運航ダイヤは、
 プノンペン 19:20発 → 上海(浦東)翌00:50着 (土曜日発のみ1:10着)
 上海(浦東)14:55発 → プノンペン  18:20着
です。
 この便は需要が高いのでしょう、運賃設定も高めで現在のところ深センや広州線で見られる運賃100円チケットは無く、最低運賃が1,600円です(それでも安いのですが。。)。
 サーチャージ、税金等込の金額だと、一番安いものでプノンペン発片道が12,120円、上海発片道が14,180円の合計26,300円になっています。(いずれも2017年3月5日現在)

LCC参入期待!

 カンボジア、特にプノンペンはLCCの便数がまだまだ少ないですが、今後のさらなる就航に期待したいところです。最近は日本からもベトナム、タイへのLCC便が増えているので、ピーチやバニラエアがカンボジアに飛ばしてくれないかなあ、なんてこっそり期待しています。

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