カンボジアの高原都市、センモノロムってこんなところ

 カンボジアの地方都市紹介シリーズ、今回はモンドルキリ州の州都、センモノロムです。モンドルキリ州は州全体に山が多く標高が高い州で、センモノロムでも標高が700mほどあります。そのためカンボジアの中では避暑地として注目されており、センモノロムはその中心都市になります。
センモノロムまでの道路。カーブと起伏が続く


センモノロムへの行き方

 プノンペンからセンモノロムへはバスのほか、バンのVIPタクシーが走っています。バンのタクシーだと例えばVirak Buntham Expressではプノンペン発が朝7:15と昼1:30の一日2本、$13で約6時間の所要時間で運行しています。プノンペンからバスだと料金は8ドルくらい、所要時間も8時間(遅れあり)なので、時間の余裕に合わせて移動手段を考えましょう。また、本数は少ないですがクラチェ方面からも朝のみ直通のタクシーが運行されています。
ちなみにセンモノロムまでの道路はきれいに舗装で整備されていて結構飛ばせます。山がちな地形なので、起伏ありカーブありの運転手には楽しめる道が続いていますが、よくこんなに道作ったなあと感心するくらい良い道です。

センモノロムの街を散策

センモノロムの街は、どこが中心部なの?と思うくらい、あんまり人も集まっていません。今までカンボジアの地方を回ってきましたけど、一番寂しい州都のような気がします。
 国道沿いには観光客向けのホテルが建ってますが、地元の人が絶対的に少ないです。googlemapで「センモノロムマーケット」の表記がありますが、市場の大きな建物は無くて小さな商店が集まっている感じでした。
 外国人向けのホテルは多いですが、レストランが少ないので、ここで外国人が生活するとしたら現地化を強いられそうです。
この辺が中心部らしい
街の中心部近くの国道76号線とラタナキリへ続く141号線との交差点に水牛の象のロータリーがありますが、中心部でも交通量は全然ありません。かなりのんびりした街です。
ロータリー
徒歩圏内にはこれといった見どころはなく、観光地へは車での移動になります。市内には観光客向けのホテルや旅行会社がたくさんあるので、そちらでツアーやチャーター車を申し込んで観光地に行くことになると思います。 モンドルキリ州の見どころについてはこちらの記事をご覧ください。


センモノロムのホテルとレストラン

 センモノロムにはホテルが多数ありますが、観光気分が楽しめるバンガローはいかがでしょうか。ネイチャーロッジは広大な敷地にバンガローが点々と建っており、夜には満天の星空が楽しめます。中心部からは少し離れていますが、連絡すれば送迎してくれます。
ネイチャーロッジで迎える朝
レストランは観光客向けのところは少ないですが、その中でもgooglemapに載っているMondulkiri Pizzaはなかなかおいしかったです。
Mondulkiri Pizzaの厨房にて。ピザが出てくるまで不安だったけど美味しかった
センモノロムは州都としてモンドルキリ州の観光の拠点ではありますが、観光都市というよりまだローカル色が強く、のんびりした雰囲気が残っています。モンドルキリ州全体としてもエコツーリズムの方向で進んでいるので、センモノロムもそれに見合った拠点ということなんでしょう。

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