Virak Buntham夜行バス プノンペン→シェムリアップ乗車記

 Virak Buntham社の横3列仕様の寝台バスを利用してシェムリアップまで移動した記録です。同じ区間で以前Giant ibis社の寝台バスを利用しているので、そこと比較しながら書いていきます。
リバーサイドの停車場にて



予約

 予約はオンラインから行いました。いくつか予約できるサイトがあるのですが、今回はcamboticketというところを利用しました。料金は1席15ドルで、これにサイトの手数料0.75ドルが加わり合計15.75ドルをクレジットカード払いで購入しました。

 選んだ理由としては、①座席の指定をきちんとしたかったことと、②手数料の点で他のサイトより条件が良かったからです。
 Virak Bunthamの公式サイトからも購入ができますが、サイト手数料が1.5ドルかかるので合計16.5ドルになります。また、カンボジアのバスが予約できるBOOKMEBUS.COMは座席表が公式のものとちょっと違うような気がして不安だったのでやめました。

 現在Virak Buntham社では18:30、20:00、23:00、23:30発の一日4便でプノンペン→シェムリアップ間のsleeperを提供していますが23:30発以外の便は横4列シートで、フラットではない便もあるようです。


乗車

 乗車はリバーサイドのナイトマーケット前にあるVirak Buntham社のターミナルからになり、Giant ibisのターミナルのすぐ近くです。夜11時半発の便で、チケットには15分前に来てね、と書いてあったのでちょっと早く行きましたが、待つ椅子が少ない上に積み込む荷物が大量においてあり、あんまり良い環境ではなかったかな。

 23:10にバスが到着し、すぐに乗車可能になりました。

 バスの入り口で靴を脱ぎます。入り口で靴を入れる袋と水をもらうスタイルはGiant ibisと同じですが、車内の乗務員が席まで案内してくれたのは良かったです。
 お客さんは8:2くらいで外国人が多かったと思います。

座席

 今回は一人だったので下側の一人席を確保しました。

一人席下段(頭側)
 席には枕と布がセットされていました。ブランケットかなあとも思ったんですが、肌触りが固かったのでシーツなのかも。その布に包まって寝ました。


一人席下段(足側)
 足側にはちょっとした小物入れがあります。また、頭側、足側ともに前後の仕切りが完全にあるので、カーテンを閉めると密室になるのはGiant ibisより良いと思います。車内の照明や他の人のスマホの光が気にならずに眠れます。

 下段は窓が全くないので外の様子を見ることができません。上には窓がありますが、個人的には走行中にベッドから落ちるリスクがあるので怖いです。

頭上
 また、頭上にコンセントと空調の出口があります。ここでスマホの充電ができました。個別照明がないのはちょっと不便でした。


 空調は効いていましたが、空調の送風口を全部閉めて、席に置いてあった布に包まって寝ていたら逆に暑かったです。

出発~到着

 リバーサイドのターミナルを出発後、ワットプノン近くにあるVirak Buntham社のターミナルでも停車し、ここでも荷物を積み込みます。Giant ibisと比べてかなり荷物の輸送が多いような気がしました。

 その後、大した案内もなくバスが動き出しましたが、走行中はGiant ibisと比べると結構スピードが出ていたような感覚はありました。

 途中寝て、起きたらシェムリアップ手前で停車中でした。Virak Buntham社はシェムリアップに別のターミナルがあり、そこで結構停車していたので、こんなところで降ろされたらヤバいなあと思っていましたが、無事に市内へ向けて出発しました。

 シェムリアップの到着は市内中心部、パブストリートのすぐ近くです。5時前の到着だったので市内でも静まり返っていますが、バスを降りるとトゥクトゥクやモトドップのドライバーが寄ってきて移動は可能です。
シェムリアップ到着

 シェムリアップまでの走行中、英語が話せる係員は乗っていなかったような気がします。その点はGiant ibisのほうが安心かもしれません。

 移動を通してGiant ibisと比較みると、ソフト面はGiant ibis、ハード面はVirak Bunthamに軍配が上がるかなあと思います。どちらがいい悪いではなくどちらも問題なく快適だと思います。今回は希望の日付にGiant ibisの下段の一人席が空いてなかったのでVirak Buntham社を使うことになりましたが、こっちでも全然問題なかったです。

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