タリンからストックホルムまで船で行ってみた~乗船編~

 11月にエストニアの首都タリンからスウェーデンの首都ストックホルムまでフェリーを利用して移動した際の記録です。この航路はタリンクシリアライン(Tallink Silja Line)が毎日一便運航している定期航路です。
 まずはタリン市街から乗船までの記録です。

フェリーターミナルまではバスが便利

 タリンクシリアラインが発着するタリンのフェリーターミナルDまではタリン中心部のショッピングセンター「Viru Keskus」から1㎞程度なので夏ならば歩いて行っても良い距離ですが、雪がある時期は歩くのはかなり難しいのでバスが便利です。
 バスは空港から市内までのバスと同じ「2番線」で、20分間隔程度で運行されています。市内のバス停はViru Keskus前の通りにあるバス停で、フェリーターミナルまでの間に他のバス停はありません。
Viru Keskus前。写真の道路左側にバス停がある
 バスは5分足らずでフェリーターミナルに到着します。運賃は市内のバス共通でバスカードを持っていれば一回1.1€、運転手から購入すると2€です。バス停はフェリーターミナルの真ん前です。
バス停はターミナルの目の前
フェリーターミナルDのバス停到着時刻表

ターミナル内

 ターミナルDはタリンクシリアライン用のターミナルで、ストックホルムとヘルシンキ行きの船が発着しています。ターミナルの一階にはちょっとした売店と両替、ロッカーがあります。出発手続きは全便二階で行うのでエスカレーターを利用します。
エスカレーターで二階に上がる
 エスカレーターで二階に上がるとチェックインカウンターとセルフチェックイン用の機械が並んでいます。私は事前に公式サイトから船の予約と購入をしたので、ここでは予約番号とパスポートを出すだけです。どちらでもよかったのですが、チェックインカウンターの女性が美人だったのでカウンターを使いました。
ターミナルD 2階のチェックインエリア
 ストックホルム行きの船は出航の二時間前から乗船できるので、チェックインは二時間以上前からできるようです。ここのターミナル内にはそんなに時間をつぶせるところはないので、二時間前で十分すぎると思いますが。
出発ゲートは三階にあるので、さらに上の階に上がります。
ストックホルム行きのゲート近くには店が少ない
 出発ゲートはヘルシンキ行きとストックホルム行きで建物の両サイドに位置しており、発着の多いヘルシンキ行き側のほうがショップやバーなど店がありますが、ストックホルム行き側は両替所くらいであっさりとした印象です。閑散期に利用したのでガランとしていただけで、繁忙期に行けば賑わっているのかもしれませんが。
ストックホルム行き搭乗ゲート
 特にやることがないので、すぐに搭乗ゲートへ向かいます。飛行機と異なり、出発の2時間前から乗船できて船内の施設を利用できるので、早めに乗ってもいいと思います。
搭乗ゲートをパスすると免税店扱いのショップが一軒あります。が、船内で飲むお酒とかおつまみ等を買うなら市内で買ったほうが安いです。フェリー内にも売店がありますが、フェリーで買うよりはここのほうが安いです。
ゲートを超えた先にある売店
 そのあと、ブリッジまでの空間もなんかガランとしてもの寂しい雰囲気でした。たぶん夏だとまだ明るい時間なので、さわやかな感じでいいんだろうなあ。
ブリッジまでの空間
 ボーディングブリッジはひたすら長い通路が延々と続いています。船に乗るテンションを高めつつこの長い通路を歩いていきます。
船までは長い
 船はガラス越しに見えますが、日が短い時期だと暗くてその大きい船体があまりよくわかりません。日が長い時期だとよく見えると思います。
乗船する船、ロマンチカ
 ボーディングブリッジの途中でスタッフが写真を撮ってくれるサービス(ではなくて船内で販売している)があったりして、あれよあれよという間に船に到着。
ロマンチカはこっち
 案内通りに左に曲がると口を開けた船が待機しています。
船に乗船
 これだけの大きな船はしょっちゅう乗れるもんではないので、乗船までのプロセスでテンションが上がってきます。期待通りの素晴らしさだった船旅の様子は次回の記事で紹介します。
(2016年11月乗船)
次の記事→タリンからストックホルムまで船で行ってみた~船内満喫編~

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